ルーを使わない!スパイスで作る簡単カレーレシピ

まりりん
主婦
料理とお酒が大好きな主婦です。
学生時代に飲食店でアルバイトをして料理の腕を磨きました。今は子育てをしながら料理とお酒の勉強中です。お酒は特に日本酒が大好きです。もっと多くの人に日本酒の魅力を伝えていきたいです。

どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。「スパイスを使ったカレーは難しそう」と思ったことはありませんか?実はそんなことはありません。むしろ、ルーカレーよりも時間がかからないんですよこの記事では、スパイスカレーの魅力とレシピを紹介します!

目次

スパイスカレーの魅力

魅力その1 ルーカレーよりもカロリーが低い

小麦粉

カレールーにはトロみを出すために小麦粉が使用されていますが、スパイスカレーには小麦粉を使用しません。その分カロリーを抑えることができるんです。

魅力その2 自分好みのカレー作りができる

スパイス

スパイスカレーの魅力の1つは、個性を出しやすい点です。例えば、

  • カルダモンを効かせたカレーにしたい
  • シナモンの甘い香りを活かしたカレーにしたい
  • ダシを感じるカレーにしたい

など個性的なカレーを作ってみたい人にはスパイスカレーがぴったりです!

魅力その3 ルーカレーよりも調理時間が短い

ルーカレーの場合の調理工程

①具材を炒める

②煮込む

③ルーを入れて溶かす

④再度煮込む

4工程が必要です。

スパイスカレーの調理工程

①具材を炒める

②煮込む

2工程で作ることができるものがほとんどです。そのためスピーディーに調理ができちゃうんです。

スパイスカレーレシピ

私がおすすめするスパイスカレーの作り方を2つ紹介します!どちらも簡単ですよ!

シェフのイメージ

① チキンカレー 調理時間約20分

スパイスから作ったチキンカレー

必要なスパイスは4つだけ!

1 コリアンダー(パウダー)   

2 カイエンペッパー(パウダー)

3 クミン(シード)

4 カルダモン(シード)

どこのスーパーマーケットでも手に入れることができます。上の写真のAmbikaのスパイスは専門店で購入したものですが、S&Bのスパイスはどこでも簡単に入手できます。

玉ねぎとトマトは炒めません!

スパイスカレーを作る時に1番時間がかかる作業、それは玉ねぎを炒めることアメ色にするまで20分以上はかかります。トマトを炒めて水分を飛ばしてカレーロードを作る。そんな時間はありません。それを0秒にするアイテムがこれです。

トマトと玉ねぎのペースト

玉ねぎペーストトマトペーストです。玉ねぎペーストは甘みが強いので砂糖や蜂蜜などを入れる必要もなくなります。トマトペーストも濃縮されているので入れるだけOKです。

材料(3〜4人分)

  • 鶏胸肉 200g
  • ニンニクチューブ 5センチくらい
  • 生姜チューブ 5センチくらい 
  • 昆布顆粒ダシ 4g
  • 玉ねぎペースト 1袋(40g)
  • トマトペースト 2袋(36g)
  • ソース 大さじ1
  • コリアンダー 小さじ2
  • カイエンペッパー 小さじ1/4
  • クミンシード 小さじ1
  • カルダモン 5粒くらい
  • 水 600ml

作り方

1.フライパンにサラダ油を引いて弱火にする。ニンニクチューブ、生姜チューブ各5センチくらい、玉ねぎペースト袋、トマトペースト2袋、コリアンダー小さじ2、カイエンペッパー小さじ1を入れて混ぜ合わせる。 

2.水600mlを入れ、昆布顆粒ダシ4g、ソース大さじ1、1口サイズに切った鶏胸肉200gを入れたら蓋をして中火で10分煮込む

3. 別のフライパンに油を引いて、カルダモンを入れて弱火で1分程加熱、気泡が出てきたらクミンシードも加えて20秒程加熱、気泡が出てきたら火を止める

4.カルダモンとクミンを油ごと2のフライパンに入れて混ぜ合わせて完成

② カルダモンを効かせたキーマカレー 調理時間約20分

スパイスから作ったキーマカレー
まりりん

レシピの前にカルダモンの豆知識を紹介しますね。

スパイスの女王「カルダモン」

カルダモンというスパイスをご存知でしょうか。カルダモンはショウガ科の多年草で、緑色の皮の内側に黒っぽい種子が10個程入っています。主だった生産国はインドやグアテマラです。カルダモンは「スパイスの女王」と呼ばれ清涼感のある香り独特の苦味が特徴です。日本ではカレーに、海外ではパンやコーヒーに使われることが多いスパイスです。

カルダモンの効果

  • 消化促進 テルピニルアセテートという成分が胆汁の分泌を促し消化を促進します。
  • 口臭予防 独特の香りが口臭予防に役立ちます。
  • ダイエット効果 血行を良くして発汗を促す作用があります。
  • リラックス効果 カルダモンのエッセンシャルオイルにはリラックス効果があると言われており、イライラを和らげる効果を期待できます。

カルダモンは1日10g以上摂取すると肝機能に悪影響を与える可能性があります。1日の3g程度が適量です。

まりりん

カルダモンは噛んだときに爽やかな香りが口いっぱいに広がりアクセントを与えてくれます。

他のスパイスについても詳しく知りたい方は、下記の記事も覗いてみて下さい。

材料(3〜4人分)

  • 豚ひき肉 200g
  • 人参 1/4本
  • にんにく・生姜 各1片(すりおろし)
  • 玉ねぎペースト 1袋(40g)
  • トマトペースト 1袋(18g)
  • 顆粒昆布ダシ 4g
  • ナンプラー 小さじ1
  • 中濃ソース 大さじ1
  • 水 200ml
  • コリアンダー(パウダー) 小さじ2
  • チリペッパー(パウダー) 小さじ1/2
  • カルダモン(シード) 10粒くらい
  • クミン(シード) 小さじ1
  • 卵 人数分

作り方

STEP
人参はみじん切りにしてレンジで600Wで約1分加熱し、コリアンダー、チリペッパーを混ぜ合わせておく

火の通りが遅い人参をレンチンすることで煮詰める時間を短縮できます。

STEP
フライパンに油を引き、ひき肉を炒めて火が通ったらにんにく・しょうがを加える(中火)
STEP
人参、玉ねぎペースト、トマトペースト、水200ml、顆粒昆布ダシ、ナンプラー、中濃ソースを加えて煮詰める(中火)
STEP
別のフライパンに油を引いてカルダモンとクミンをテンパリングする(弱火)

テンパリングとは香りを油に移す作業のことをいいます。テンパリングしたスパイスを最後に加えることで香り豊かなカレーに仕上がりますよ。

STEP
テンパリングしたカルダモンとクミンを油ごと加えて、水分がなくなるまで煮詰め、ご飯の上に卵の黄身を乗せて完成(強火)

今回のレシピで使用した便利アイテム

この記事で紹介したスパイスカレーのレシピに登場した便利アイテムはこの2つです。調理時間の短縮に大いに貢献してくれるアイテムです。

最後に

難しいと敬遠されがちなスパイスカレーですが、超簡単に作れてしまうんです。辛さも自分好みに調節できるのもスパイスカレーの魅力です。1度作ってみてはいかがでしょうか。

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