どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。「スパイスを使ったカレーは難しそう」と思ったことはありませんか?実はそんなことはありません。むしろ、ルーカレーよりも時間がかからないんですよ。この記事では、スパイスカレーの魅力とレシピを紹介します!
スパイスカレーの魅力
魅力その1 ルーカレーよりもカロリーが低い
カレールーにはトロみを出すために小麦粉が使用されていますが、スパイスカレーには小麦粉を使用しません。その分カロリーを抑えることができるんです。
魅力その2 自分好みのカレー作りができる
スパイスカレーの魅力の1つは、個性を出しやすい点です。例えば、
- カルダモンを効かせたカレーにしたい
- シナモンの甘い香りを活かしたカレーにしたい
- ダシを感じるカレーにしたい
など個性的なカレーを作ってみたい人にはスパイスカレーがぴったりです!
魅力その3 ルーカレーよりも調理時間が短い
ルーカレーの場合の調理工程
①具材を炒める
②煮込む
③ルーを入れて溶かす
④再度煮込む
の4工程が必要です。
スパイスカレーの調理工程
①具材を炒める
②煮込む
の2工程で作ることができるものがほとんどです。そのためスピーディーに調理ができちゃうんです。
スパイスカレーレシピ
私がおすすめするスパイスカレーの作り方を2つ紹介します!どちらも簡単ですよ!
① チキンカレー 調理時間約20分
必要なスパイスは4つだけ!
1 コリアンダー(パウダー)
2 カイエンペッパー(パウダー)
3 クミン(シード)
4 カルダモン(シード)
どこのスーパーマーケットでも手に入れることができます。上の写真のAmbikaのスパイスは専門店で購入したものですが、S&Bのスパイスはどこでも簡単に入手できます。
玉ねぎとトマトは炒めません!
スパイスカレーを作る時に1番時間がかかる作業、それは玉ねぎを炒めること。アメ色にするまで20分以上はかかります。トマトを炒めて水分を飛ばしてカレーロードを作る。そんな時間はありません。それを0秒にするアイテムがこれです。
玉ねぎペーストとトマトペーストです。玉ねぎペーストは甘みが強いので砂糖や蜂蜜などを入れる必要もなくなります。トマトペーストも濃縮されているので入れるだけOKです。
材料(3〜4人分)
- 鶏胸肉 200g
- ニンニクチューブ 5センチくらい
- 生姜チューブ 5センチくらい
- 昆布顆粒ダシ 4g
- 玉ねぎペースト 1袋(40g)
- トマトペースト 2袋(36g)
- ソース 大さじ1
- コリアンダー 小さじ2
- カイエンペッパー 小さじ1/4
- クミンシード 小さじ1
- カルダモン 5粒くらい
- 水 600ml
作り方
1.フライパンにサラダ油を引いて弱火にする。ニンニクチューブ、生姜チューブ各5センチくらい、玉ねぎペースト袋、トマトペースト2袋、コリアンダー小さじ2、カイエンペッパー小さじ1を入れて混ぜ合わせる。
2.水600mlを入れ、昆布顆粒ダシ4g、ソース大さじ1、1口サイズに切った鶏胸肉200gを入れたら蓋をして中火で10分煮込む
3. 別のフライパンに油を引いて、カルダモンを入れて弱火で1分程加熱、気泡が出てきたらクミンシードも加えて20秒程加熱、気泡が出てきたら火を止める
4.カルダモンとクミンを油ごと2のフライパンに入れて混ぜ合わせて完成
② カルダモンを効かせたキーマカレー 調理時間約20分
レシピの前にカルダモンの豆知識を紹介しますね。
スパイスの女王「カルダモン」
カルダモンというスパイスをご存知でしょうか。カルダモンはショウガ科の多年草で、緑色の皮の内側に黒っぽい種子が10個程入っています。主だった生産国はインドやグアテマラです。カルダモンは「スパイスの女王」と呼ばれ清涼感のある香りと独特の苦味が特徴です。日本ではカレーに、海外ではパンやコーヒーに使われることが多いスパイスです。
カルダモンの効果
- 消化促進 テルピニルアセテートという成分が胆汁の分泌を促し消化を促進します。
- 口臭予防 独特の香りが口臭予防に役立ちます。
- ダイエット効果 血行を良くして発汗を促す作用があります。
- リラックス効果 カルダモンのエッセンシャルオイルにはリラックス効果があると言われており、イライラを和らげる効果を期待できます。
カルダモンは1日10g以上摂取すると肝機能に悪影響を与える可能性があります。1日の3g程度が適量です。
カルダモンは噛んだときに爽やかな香りが口いっぱいに広がりアクセントを与えてくれます。
材料(3〜4人分)
- 豚ひき肉 200g
- 人参 1/4本
- にんにく・生姜 各1片(すりおろし)
- 玉ねぎペースト 1袋(40g)
- トマトペースト 1袋(18g)
- 顆粒昆布ダシ 4g
- ナンプラー 小さじ1
- 中濃ソース 大さじ1
- 水 200ml
- コリアンダー(パウダー) 小さじ2
- チリペッパー(パウダー) 小さじ1/2
- カルダモン(シード) 10粒くらい
- クミン(シード) 小さじ1
- 卵 人数分
作り方
火の通りが遅い人参をレンチンすることで煮詰める時間を短縮できます。
テンパリングとは香りを油に移す作業のことをいいます。テンパリングしたスパイスを最後に加えることで香り豊かなカレーに仕上がりますよ。
今回のレシピで使用した便利アイテム
この記事で紹介したスパイスカレーのレシピに登場した便利アイテムはこの2つです。調理時間の短縮に大いに貢献してくれるアイテムです。
最後に
難しいと敬遠されがちなスパイスカレーですが、超簡単に作れてしまうんです。辛さも自分好みに調節できるのもスパイスカレーの魅力です。1度作ってみてはいかがでしょうか。
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