どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。
スパークリングと聞いて、何を思い浮かべますか?
ワインと答える人が大半で、日本酒と答える人は少数派だと思います。
私が初めてスパークリング日本酒を飲んだ記憶は、15年以上も前のことです。
その頃はスパークリング日本酒が今ほど認知されておらず、店頭でもあまり見かけませんでした。
初めて飲んだ時は「スパークリングワインに似せた日本酒」という印象で、残念ながら美味しくありませんでした。
それから月日が経ち、先日久しぶりにスパークリング日本酒を飲む機会がありました。
そのスパークリング日本酒がこちら!

GASSAN(月山)スパークリング クラウド
「最近はこんなにも美味しいスパークリング日本酒があるんだ」と目を丸くしました。
それを機に俄然スパークリング日本酒に興味が沸いた私は、GASSAN(月山)スパークリング クラウドの原料や製法などについて調べてみたのでした。
それでは、GASSAN(月山)スパークリング クラウドのレビューに移ります。
GASSAN(月山)スパークリング クラウドとは
製法について
GASSAN(月山)スパークリング クラウドは、島根県の吉田酒造が手がける銘柄です。

酒のタンクの中ではアルコール発酵を行う『酵母』によって二酸化炭素も同時に発生しています。
引用:吉田酒造株式会社公式ホームページ
このお酒は酵母が瓶の中で更に発酵を続け炭酸ガスを生み出し、お酒の中に自然に溶け込んだナチュラルな発泡性のお酒です。
瓶内二次発酵と呼ばれる特殊な製法ならではのきめ細かい泡、優しい吟醸香と爽やかな味わいをお楽しみ下さい。
瓶内二次醗酵とは
瓶内ニ次醗酵とは、瓶詰め後に瓶内で再度醗酵させる醸造方法のことです。
スパークリングワインにも採用されている手法でもあります。
きめ細やかな泡と酸味が特徴的で、一段階上の爽快さを演出します。
炭酸強度もスパークリングワインに引けをとらない強さ。
注いだときの音からも、しっかりと炭酸が含まれていることが分かります。
私が15年程前に飲んだスパークリング日本酒は、炭酸が弱く物足りない印象でしたが、GASSAN(月山)スパークリング クラウドは充分な炭酸を感じます。
下の写真では分かりにくいかもしれませんが、澱(おり)が浮いています。

澱(おり)とは?
もろみを絞った後に残る固形物のこと。
米、米麹など日本酒の成分が固体化したものなので、飲んでも体に害はありません。
この澱の浮遊が高級感を演出しています。
温泉でいうところの「湯の花」ですね。
GASSAN(月山)スパークリング クラウドのスペック
原料米 | 酒造好適米100% |
アルコール度数 | 12% |
飲み方 | 冷や |
GASSAN(月山)スパークリング クラウドを飲んだ感想
味について

きめ細やかでクリーミーな泡を感じながら、優しい甘みが口に広がり、穏やかな香りが鼻に抜けていきます。
甘みの後には、しっかりとした酸味と軽快な炭酸の刺激がきて、喉越しがとても爽快です。
浮遊している澱が、にごり酒のような感覚を彷彿させ、良い意味でアクセントになっています。

高級感あふれる上品な泡立ちですよ。
食事とのペアリング

スパークリングワインと同じく、イタリアンやフレンチに合うことはもちろんのこと、お刺身などの和食とのペアリングも◎
今回はシーフードとブロッコリーのペペロンチーノと合わせてみました。
夕食がいっきにオシャンティになりました。
GASSAN(月山)スパークリング クラウドの口コミ
GASSAN(月山)スパークリング クラウドの口コミをネットで調べてまとめました。
- 炭酸が強く、香りも良し。味もとても美味しい。
- 飲みやすい甘口でキレもある。
- 洋食にばっちり合うスパークリング。
- 泡がきれいで、乾杯の一杯におすすめ。

高評価なコメントばかりでした。強めの炭酸と泡立ちが評価されているようです。
最後に
GASSAN(月山)スパークリング クラウドを通して、スパークリング日本酒の技術の進歩を知ることができました。
「スパークリングワインに似せた炭酸入りの日本酒」なんて言わせないくらい完成度の高い出来です。
次回の乾杯の一杯をスパークリング日本酒にしてみませんか。