【日本酒レビュー】まるで水のように澄みわたる味わい「上善如水 純米吟醸」を飲んでみた

上善如水 純米吟醸
まりりん

どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。

今回は、スーパーや酒販店でもよく見かける定番人気の日本酒「上善如水(じょうぜんみずのごとし)純米吟醸」をレビューします。

以前から気になっていたけれど、「どんな味なんだろう?」「初心者でも飲みやすいのかな?」と迷っていた方の参考になれば嬉しいです。

実際に飲んでみた正直な感想や、料理との相性なども含めてご紹介していきます。

目次

上善如水ってどんな日本酒?

上善如水 純米吟醸

「上善如水 純米吟醸」は、新潟県の老舗酒蔵・白瀧酒造(しらたきしゅぞう)が造る日本酒です。

名前の由来は、あの有名な中国の思想家・老子の言葉「上善は水の如し」からきています。

「最も理想的な生き方は水のようである」という意味で、控えめでありながらも確かな存在感を持ち、他と争わず、調和を大切にする——まさに、日本酒にふさわしい哲学が込められています。

白瀧酒造は1855年創業の歴史ある酒蔵で、軟水が豊富な南魚沼の地で酒造りを続けてきました。

雪深い土地ならではの清らかな水と、新潟らしい淡麗な味わいの酒が特徴です。

「純米吟醸」ってどういうお酒?

「純米吟醸」とは、米と水だけを原料に、60%以下に精米した酒米を使い、吟醸造り(低温でじっくり発酵)された日本酒のことです。

つまり、「上善如水 純米吟醸」は、米と水だけで作られた、香り高く繊細な味わいが特徴の日本酒。添加物などを使っていないので、素材本来の味が楽しめるお酒なんです。

スペック詳細

上善如水の裏ラベル
蔵元白瀧酒造(新潟県)
酒質純米吟醸
原料米新潟県産米
精米歩合55%
日本酒度+4
アミノ酸度1.3
酸度1.3
味わいすっきり、辛口
アルコール度数15〜16%
おすすめ温度帯冷酒 or 常温

実際に飲んでみた!味の感想レビュー

まりりん

さて、ここからは実際に飲んでみた感想をお届けします。

グラスに注いだ上善如水

まず、瓶を開けた瞬間にふわっとフルーティーな香りが立ち上ります。青リンゴや洋梨のような、爽やかでみずみずしい香り。

これだけでも「おっ、美味しそう」と期待が膨らみます。

口に含むと、すーっと水のように滑らかに喉を通ります。雑味が一切なく、非常にクリアな味わい。

さすがは「水のような酒」と称されるだけあります。

苦味や渋みがなく、ほんのりとした甘み軽やかな酸味が絶妙なバランス。

これは、「日本酒ってちょっとクセがあって苦手…」という人にもおすすめできる飲みやすさです。

冷酒にすると一層スッキリ感が増して、まさに食中酒にぴったり。

逆に、日本酒の「濃厚な旨み」や「骨太なコク」を求める人には少し物足りなく感じるかもしれません。

しかし、その分、どんな料理ともケンカせずに寄り添ってくれる存在です。

どんな料理に合うの?

「上善如水 純米吟醸」は、その繊細で柔らかな味わいから、和食全般と相性抜群です。

特におすすめなのは以下のような料理:

  • 白身魚のお刺身(タイ、ヒラメなど)
  • 冷ややっこ、湯豆腐などの豆腐料理
  • 塩味の焼き鳥、だし巻き卵
  • 季節の野菜の浅漬け、おひたし

脂っこい料理や味の濃いものよりも、素材の味を活かしたシンプルな料理に合わせると、互いの良さを引き立て合います。

また、女性に人気のチーズ系のおつまみ(カマンベールチーズやクリームチーズ)とも意外と相性がよく、ワインの代わりに楽しむのもアリ。

まとめ:上善如水 純米吟醸は「日本酒ビギナーにこそ飲んでほしい1本」

「上善如水 純米吟醸」は、その名前の通りまるで水のようにすっきりと飲める、透明感のある日本酒です。

クセがなく、ほんのりとした香りとやさしい甘み。食事の邪魔をせず、どんな料理にも寄り添う優しさは、まさに「理想の食中酒」。

日本酒初心者の方や、女性、そして「今日はあっさりと飲みたいな」という気分の日にぴったりの1本です。

これから暑くなる季節、冷やして飲むのも最高ですよ。気になっている方は、ぜひ一度試してみてくださいね。

まりりん
主婦
福島県出身、埼玉県吉川市在住の料理とお酒が大好きな主婦です。
学生時代に飲食店でアルバイトをして料理の腕を磨きました。今は子育てをしながら料理とお酒の勉強中です。お酒は特に日本酒が大好きです。もっと多くの人に日本酒の魅力を伝えていきたいです。
上善如水 純米吟醸

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