
どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。
今回レビューする日本酒は、福島県会津若松の老舗蔵「末廣酒造」が手がける「玄宰 特別純米」です。
実際に飲んでみたリアルな感想と、おすすめの料理や飲み方も紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください!
玄宰 特別純米とは?
「玄宰(げんさい)」は、福島県会津若松市の末廣酒造が醸す特別純米酒です。
酒名は会津藩家老「田中 玄宰(たなか はるなか)」に由来し、知的で落ち着いた印象を与えています。
末廣酒造は嘉永3年(1850年)創業の歴史ある蔵で、明治時代に福島県で初の杜氏による酒造りを始めました。
「玄宰 特別純米」は、その中でも食中酒としての完成度が高く、家庭料理と一緒に気軽に楽しめると評判です。
基本スペック

蔵元 | 末廣酒造(福島県会津若松市) |
酒質 | 特別純米酒 |
原料米 | 夢の香100% |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | 非公開 |
アミノ酸度 | 非公開 |
酸度 | 1.4 |
味わい | 中口・旨み重視 |
アルコール度数 | 15% |
おすすめ温度帯 | 冷酒 |
価格 | 1,800ml/3,300円(税込) | 720ml/1,760円(税込)

華やかな香りと旨味が特徴で、食卓に寄り添う一本。
食中酒としてはもちろん、食前食後に単体でも楽しめますよ。
実飲レビュー

香り
マスカットや林檎のような爽やかな香りが立ちます。
落ち着いた印象の酒名に反して華やかな香りです。
味わい
口に含んだ瞬間、「生酒だっけ?」と思わせるシュワッとしたガスを感じます。
飲み口はなめらかで、果実をまるかじりしたときのようなみずみずしさが口いっぱいに。
しっとりとした米の旨味、上品な甘みが口に広がりながら、舌にピリッと刺激があります(ガスの影響でしょう)。
最後は程よい酸味で引き締まるため飲み飽きしません。
旨味・甘み→辛味→酸味の三段階の移り変わりを楽しめる1本。
キレもあるので食事との相性の良さが光ります。
飲み方・温度帯のおすすめ

玄宰 特別純米は、日本酒グラス又はワイングラスで冷酒がベスト。
- 雪冷え(5℃くらい)
- 花冷え(10℃くらい)
- 涼冷え(15℃くらい)
合う料理・おつまみ
このお酒は「和のおかず」と好相性。味の濃さよりも出汁や素材感を生かした料理にぴったりです。
- 魚の刺身
- 焼き魚(鰆の塩焼き、秋刀魚など)
- 筑前煮
食材の旨味を支える酒質で、まさに“食中酒”として使える一本です。
口コミ・評判
ネットやSNSでは、以下のような声が多く見られます。
「旨味と後味のキレが絶妙」
「生酒のようなフレッシュな味わい」
「スッキリ爽快な1本」

初心者にも飲みやすく、福島の地酒好きには堪らない仕上がりとなっています。
玄宰 特別純米はこんな人におすすめ!
- ハズれない日本酒を選びたい人
- 食事と一緒に日本酒を楽しみたい人
- 冷酒が美味しい日本酒をほしい人
- 福島県の美味しい地酒を探している人

毎日飲みたくなる一本です。
総評
項目 | 評価(5点満点) |
---|---|
香り | ★★★★☆(4.0) |
甘さ | ★★★☆☆(3.0) |
キレ | ★★★☆☆(3.0) |
コク・旨味 | ★★★★☆(4.0) |
飲みやすさ | ★★★★★(5.0) |
まとめると、「玄宰 特別純米」は福島らしさが光るジューシーで旨味・辛味・酸味のバランスが良い1本。
会津の歴史と蔵の真面目な酒造りの姿勢が伝わってくる、確実に旨い“実力派”の一本でした。
「今日はゆっくり晩酌したい」──そんな夜にそっと寄り添ってくれるお酒です。