どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。今回レビューする日本酒は
義侠 純米原酒60%
義侠を知ったきっかけ
名古屋旅行の際に事前のリサーチで義侠という地酒が愛知県民に愛されていると知って、名古屋駅近くの酒屋で入手してホテルでじっくり楽しみました。



新聞紙に包まれていて地元の原酒感が満載!愛知県民に愛されている地酒。飲む前のワクワクが止まりません!
義侠 純米原酒60%の詳細
「義侠」の由来
酒の値段が高騰した明治時代に、採算度外視で値上げをしなかったことで「義侠」と名付けられたそうです。
義侠 純米原酒60%のスペック
蔵元 | 山忠本家酒造(愛知) |
酒質 | 純米吟醸 |
原料米 | 山田錦(兵庫県東条特A地区) |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +2.5(やや辛口) |
アルコール度数 | 16度以上17度未満 |

日本酒の用語については以下の記事で確認できます。

蔵元 山忠本家酒造

我が道を突き進む山忠本家酒造
愛知県愛西市に酒造を構える山忠本家酒造。日本酒業界では、義侠は「上級者向けのお酒」というイメージが強いようです。時代によって流行が変化してく中、山忠本家酒造はブレることなく自分たちが旨いと思う日本酒造りをしています。
原料米 山田錦(兵庫県東条特A地区)

「酒米買うなら土地を見て買え」という格言があります。良い酒米ができるかどうかは土壌や気候が大事ということです。具体的には、日当たりが良いことや昼夜の気温差が大きいことなどが挙げられます。
山田錦の産地にはこの条件が揃っている地域が多いんです。特に最高品質の山田錦が栽培される超優良地帯とされているのが兵庫県の特A地区です。特A地区は、社地区・東条地区・吉川町の3つに大別さています。義侠 純米原酒60%に使用されている山田錦は、東条地区で栽培されたものです。
日本酒度
義侠 純米原酒60%の日本酒度は+2.5のやや辛口です。旨みと酸味のバランスがとれており、キレも良いので食中酒として愛知県民から絶大な人気を誇っています。
アルコール度数
原酒なのでアルコール度数は16度以上17度未満と高めです。しかし高アルコール度数を感じさせない程飲みやすく、かつ美味し過ぎてついスルスル飲んでいましがちなので飲み過ぎに気をつけましょう。
オススメの飲み方
冷や ◎
ロック ○
常温 ○
ぬる燗 ○

原酒で味は濃いめなので氷を入れてロックで飲むのもオススメです!
値段(令和7年1月30日時点)
- 720ml 1,650円(税込)
- 1,800ml 3,770円(税込)
義侠 純米原酒60%の口コミと私が飲んだ感想
義侠 純米原酒60%の口コミをネットで調べてみました。私の感想も併せて参考にして下さい。
口コミ
- 酸味と苦味のバランスが良い
- 香りも旨みも主張が強くないから食事に合わせやすい
評価の高い口コミが見受けられましたが、地酒で流通量があまり多くないのでしょうか、口コミはほとんど見つかりませんでした。愛知県民が飲み過ぎて県外に出回っていないのかもしれません(笑)
私が飲んだ感想

冷やでいただきました。キリッとしていて旨みもしっかりです。フルーティーな感じはなく、昔ながらの洗練された日本酒という感じでです。香りは強くなく、後味もすっきりしていて食事の邪魔をしないので、食中酒として最高のお酒です。地元民に愛されている理由がよくわかります。個性的なお酒ではありませんが、飲み飽きしないので気をつけないといつまでも飲んでしまいそうになります。
食事のときに常に隣に置いておきたい
そんなお酒です。日本酒業界では上級者向けとされている義侠ですが、私はそんなことないと思います。日本酒初心者から中級者まで誰にでも美味しく飲めるお酒ですよ。
義侠 純米原酒60%はこんな人にオススメ
- 美味しい食中酒を探している人
- フルーティーな日本酒が苦手な人
- 辛口な日本酒が好きな人
- 愛知の美味しい地酒を探している人
最後に
義侠の魅力は伝わりましたでしょうか。昔から変わらない味を貫く義侠。これからも愛され続けていくことでしょう。愛知県民以外の人にも義侠の素晴らしさを是非知ってほしいです。
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