
どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。
手軽に買えるコンビニやスーパーの中でも、日本酒の品揃えが意外と侮れないのが「イオン」。
特に最近では、生酒や原酒タイプの“缶入り日本酒”が人気を集めています。
この記事では、イオンの店頭で比較的見つけやすく、味・コスパともに優れた「生酒缶」を3本ご紹介。
いずれも個別にレビュー記事を公開済みなので、気になる銘柄があればぜひリンクから詳細もチェックしてみてください。
生酒・原酒とは?
まずは、生酒や原酒といった日本酒の用語について、簡単に解説しておきましょう。
缶タイプとはいえ中身は本格派。ラベルを読む前に、基本的な違いを知っておくと選びやすくなります。
生酒とは?
通常の日本酒は「火入れ(加熱殺菌)」を2回行いますが、生酒はこの火入れを一切行っていないお酒。
酵素が生きているためフレッシュで香り高く、温度管理が重要。一般的には冷蔵保存が必要です。
缶タイプであれば密閉され外からの光からも遮断されているため、常温保存でもOK。
原酒とは?
原酒とは、搾ったあとに水を加えず、アルコール度数を調整していない日本酒。
通常の日本酒よりもアルコール度数が高く、濃厚な味わいが特徴です。
生原酒とは?
火入れも加水も行わない「生原酒」は、もっとも“造ったまま”の日本酒。
鮮烈な香りとガツンとした飲みごたえがあり、日本酒好きから高い支持を集めています。
缶タイプのメリット
品質管理が容易
生酒は劣化しやいため冷蔵保管が基本ですが、缶タイプであれば、密閉され、外から光も遮断されているので常温保管でも劣化しにくく、品質管理が容易。
持ち運びが楽
缶タイプの日本酒は、容量が180mlのものが多く手のひらサイズ。
持ち運びが楽なので、バーベキューやピクニックなどでも重宝します。
1. 菊水ふなぐち 一番しぼり 元祖生原酒

イオンで手に入りやすく、生原酒の魅力をダイレクトに感じられる一本がこちら。
1972年に誕生したロングセラーで、「生原酒ってこういうことか!」と実感できるパンチ力のある味わいです。
- アルコール度数:19%
- 味の特徴:濃厚で甘旨、どっしりした飲みごたえ
- おすすめシーン:冷やしてガツンと飲みたいとき

『ガツンと旨い』を求めるならこれ!
2. 菊水ふなぐち しぼりたて純米生原酒

同じく菊水シリーズの生原酒ですが、こちらは純米タイプ。
元祖よりもアルコール度数が控えめで、ややスッキリとした印象。
生原酒初心者にもおすすめの1本です。
- アルコール度数:17.5%
- 味の特徴:フレッシュで米の旨みがクリアに伝わる
- おすすめシーン:冷やして食中酒として楽しむ

『食事に合わせたい』ならこれ!
3. キクマサギン 生酒缶

こちらは生酒タイプでありながら原酒ではなく、アルコール度数もやや控えめ。
軽快でキリッとした辛口が特徴で、生酒の爽やかさを手軽に味わえる一本です。
女性や日本酒初心者からの支持も高いです。
- アルコール度数:14〜15%
- 味の特徴:あっさり辛口、ライトな飲み口
- おすすめシーン:晩酌や軽めのつまみと一緒に

『あっさり辛口な生酒』が飲みたい方はこれ!
まとめ:フレッシュな日本酒が缶で楽しめる時代
生酒や生原酒というと、冷蔵保存が必要で敷居が高いイメージがありますが、最近は品質管理された缶入りタイプも増え、スーパーでも手軽に買えるようになりました。
特にイオンは生酒缶のラインナップがそこそこ充実しており、ちょっとしたご褒美や宅飲みにぴったり。
今後更に多くの生酒缶を取り扱ってほしいと切に願っています。
- 濃厚な生原酒を楽しみたい→菊水ふなぐち 一番しぼり元祖生原酒
- 食中酒として生原酒を楽しみたい→菊水ふなぐち しぼりたて純米生原酒
- あっさりした生酒を楽しみたい→キクマサギン 生酒缶
それぞれ持ち味が異なるので、好みや用途に合わせて購入を検討してみて下さい。

今回紹介した3本は、それぞれ個性が違うので、飲み比べも楽しいですよ。