どうも料理と日本酒大好き主婦まりりんです。
福島県と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?
喜多方ラーメン?温泉?桃?
確かにどれも人気ですが、忘れてはいけないのが日本酒です!
福島県は美味しい日本酒が沢山あるんです。
会津は昔から酒処として栄えていて、飛露喜や写楽などは、今や日本酒好きで知らない人はいないほど有名になりましたね。
しかし、全国区に名を轟かせるまでにはまだ至っていない、めちゃくちゃ美味しい銘酒が会津にはあります。
それが
國権 純米大吟醸 金ラベル
福島県南会津郡南会津町田島に酒蔵を構える国権酒造の銘柄で、私が大好きなお酒です。
そこで今回は、福島県出身の私が精一杯國権の紹介をさせていただきます。
味の違いをなるべくわかりやすく伝えたいので
獺祭 純米大吟醸 45
と飲み比べてみました。
國権 純米大吟醸 金ラベルはこんな人にオススメ
- 昔ながらの王道な日本酒を飲みたい人
- 福島県民が好んで飲んでいる日本酒を試してみたい人
- フルーティー過ぎる甘い日本酒が苦手な人
- 会津の地酒を探している人
國権 純米大吟醸 金ラベルとは?
国権酒造が手がける銘柄が「國権」で、純米吟醸に銅ラベルと銀ラベルの2つと、純米大吟醸に金ラベルが存在します。
その他、山廃純米や特別純米酒の夢の香など多岐に渡るシリーズがあります。
今回紹介するのは國権の定番シリーズの中でダントツに完成度が高い金ラベル。
金ラベルは山田錦と美山錦を40%まで磨いた純米大吟醸。

國権 純米大吟醸 金ラベルの味
私が國権 純米吟醸 金ラベルの味をひと言で表現するなら
「超洗練された昔ながらの王道の酒」
香りは控えめで口当たりはまろやかです。
少しフルーティーではあるものの、今流行りの日本酒ほどのフルーティー感はありません。
キレがあり後味すっきりでスルスル飲めてしまいます。
個性的な日本酒ではありませんが、昔ながらのシンプルな王道の日本酒を突き詰めた味です。
ラーメンに例えるならば、現代でも愛され続ける昔ながらのシンプルかつ究極の醤油ラーメン。
「また食べたい」「明日も食べたい」と思うようなラーメンってありますよね?
私にとって國権 純米大吟醸 金ラベルはそんなラーメンのような存在です。
とは言っても、毎日飲めるほど安くないんですよね(汗)
四合瓶(720ml)で税込3,080円、一升瓶(1,800ml)で税込6,050円です。
毎日飲めたらどんなに幸せか(泣)
獺祭と飲み比べてみた

國権と獺祭を飲み比べて、味の違いを私なりに一所懸命に伝えます!
条件が合うように、合わせる食事は「馬刺し」で、飲み方はどちらも冷や。
まずは獺祭から

華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴的。
お米の旨みと甘みを充分に感じます。
ミルキーで酸味が少なく飲みやすいです。
世界的にも大人気なのも頷けます。
馬刺しのタンパクな赤み肉との相性が◎
素材の味を引き立ててくれます。
國権はどうかな?

獺祭に比べると、華やかさもフルーティー感も少ない。
でも
ガツンと旨い
シンプル&旨口&キレ抜群。
辛口で喉越しが良く飲み飽きしないですね。
私は獺祭より旨いと思います。(地元だから推しているわけではありません)
香りが控えめな分、食事の邪魔をしません。
今回合わせた馬刺しの噛めば噛むほど旨みが出る特徴を、そっとサポートしてくれます。
比較結果まとめ
獺祭 純米大吟醸 45 国権 純米大吟醸 金ラベル 比較表 | ![]() 獺祭 | ![]() 國権 |
---|---|---|
蔵元 | 旭酒造(山口県) | 国権酒造(福島県) |
原料米 | 山田錦 | 山田錦・美山錦 |
精米歩合 | 45% | 40% |
日本酒度 | +3 | +3 |
酸度 | 1.5 | 1.2 |
香り | 華やか | 控えめ |
甘辛 | 甘口気味の中口 | 辛口 |
キレ | ||
価格(税込) | 720ml 2,184円 1,800ml 4,367円 | 720ml 3,080円 1,800ml 6,050円 |
最後に
國権の魅力は伝わりましたでしょうか?
獺祭はとっても美味しいお酒ですが、獺祭に匹敵するくらい、いや獺祭を超える美味しい日本酒は沢山あるんです。
國権もその1つだと私は思います。
福島の地元民から愛され続けている日本酒を一度味わってみて下さい。
國権 純米大吟醸 金ラベル 720ml
國権 純米大吟醸 金ラベル 1,800ml